日中韓三カ国環境大臣会合は、21ある三国政府間協議のうち最も長く続いている会合の1つです。三国の環境担当省庁は1999年から毎年同会合を開催しており、大きな成果をあげています。同協議の下で、三国は環境管理を促進し、地域の環境政策をリードしながら地球規模で環境改善に貢献することを目指しています。三国の指導者は第6回日中韓サミットにて「環境協力の強化に関する共同声明」を採択し、9つの優先分野における様々な共通の環境問題に対処するため、継続して協力を強化していくことを強調しました。 TCSは北東アジアが1つの環境共同体であるという認識の下、同会合に対する事務的及び技術的な支援を行い、会合で採択された事業のフォローアップのほか、8つの優先分野に関する協力事業を探求・実施し、意義のある実質的な貢献をしています。