日中韓子ども童話交流 (2018年8月17日-23日、日本・東京都、山形県) 2018.08.23

 

 


2018年8月17日から23日まで、東京都及び山形県にて、第15回日中韓子ども童話交流(CSE)が開催されました。同交流会は国立青少年教育振興機構(NIYE)、中国関心下一代工作委員会(CNCCC)、ソウル教育大学校(SNUE)及び日中韓三国協力事務局(TCS)による共催事業です。共催団体は、小学4年生から6年生が対象の行事を企画し、TCSは、過去の参加者(「卒業生」)のプログラムを実施しました。

 


開会式ではTCSより韓梅(かん・ばい)事務次長が祝辞を述べました。また、林芳正文部科学大臣、河村建夫衆議院議員(自民)、郭燕(かく・えん)駐日中国大使館臨時代理大使、李熙燮(イ・ヒソプ) 駐日韓国大使館公使、共催団体(NIYE、CNCCC、SNUE)の代表者が出席しました。サイドイベントとしてCSE卒業生による展覧会が行われました。

TCSは、CSE卒業生のプログラムを共催しました。CSEは2002年に開始され、当時小学生だった卒業生は大学生となり、イベントに参加し続けています。毎年、CSEには約30名の卒業生が集い、かつて自分たちが体験した日中韓交流の場を支えています。今年は色付き付箋を使用してCSEのマスコットのモザイク画を制作したり、講義に参加するなど、複数のチームビルディング活動に取り組みました。

 

 


閉会式には泉健太衆議院議員(国民民主)、宮本岳志衆議院議員(共産)、伊藤忠彦衆議院議員(自民)及び舟山康江参議院議員(国民民主)が出席しました。日中韓の卒業生は、NIYE、CNCCC及びSNUEの代表者に対し、今後のCSE卒業生の交流をいかに深めるかについての議論の結果を含む、1週間の本件プログラムの成果につき発表しました。

次回の第16回子ども童話交流は2019年に中国で開催されます。