セミナー&フォーラム 第9回UCLG ASPAC会議における李TCS事務局長の基調講演 2023.11.14
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2023年11月14日、日中韓三国協力事務局(TCS)の李熙燮(イ・ヒソプ)事務局長率いるTCS代表団は、第9回都市・自治体連合(UCLG)アジア太平洋支部(ASPAC)コングレスの開会式に出席し、「東アジアにおけるRCEPの将来的な成長の原動力と発展の可能性」というテーマでメインフォーラムにて基調講演を行いました。 

 

李事務局長は、UCLG ASPAC、CPAFFC、義烏市政府からの招待に感謝の意を表し、RCEPにより加盟国に多大なメリットがもたらされ、日本、中国、韓国がRCEPの枠組みを活用することで、RCEP自体の構築と発展に大きな影響を与えることができると語りました。 

 

また李事務局長は、RCEPの活力を引き出すためには、日中韓三国が他のRCEP加盟国と協力して、RCEPの取り決めを最大限に活用して全面的に実施し、より合理的な産業分野を形成する必要があると強調しました。さらに、東アジア地域のさらなる経済統合と組織化を推進するために、三国はさまざまな経済協力体制における共同の取り組みを通して、RCEPの開放推進、CPTPPによる補完と協力の活用、日中韓FTA交渉の再開を実現する必要があるとも述べました。 

 

メインフォーラムの後、李事務局長は、義烏国際商貿城、国際電子商取引企業、缸窯村を訪問して、義烏市における国際商取引の発展と農村活性化の状況を視察し、現地の知事や起業家と意見を交換しました。 

  

▲第9回UCLG ASPAC会議での集合写真 

  

▲国際商貿城を訪問する李事務局長 

  

▲起業家と話す李事務局長 

  

▲缸窯村を訪問する李事務局長