協議体 第13回日中韓財務大臣・中央銀行総裁会議の開催(2014年9月19日、豪州・ケアンズ) 2014.09.19

 

第13回日中韓財務大臣・中央銀行総裁会議が2014年9月19日、豪州・ケアンズで開かれた主要20か国・地域(G20)財務大臣・中央銀行総裁会議に合わせて開催されました。同会議に出席した日本の麻生太郎財務大臣、中国の楼経偉(ろう・けいい)財務部長および韓国の崔炅煥(チェ・ギョンファン)企画財政部長は、「地域経済および三国経済の持続的な安定と成長のためには三国間の経済金融協力が重要」であり、「同会議が政策対話と調整のための効果的な場として役割を果たす」ことを明記した共同声明を発表しました。  

 

また、三国の大臣は、日中韓三国が世界経済の回復のためにASEAN+3やG20といった国際的な枠組みにおいて建設的な役割を果たしていくことに合意したほか、三国の積極的な協力を通じ、世界経済の持続的成長やリスク管理に貢献すると表明しました。  

次回の第14回日中韓財務大臣・中央銀行総裁会議は、2015年5月にアゼルバイジャン・バクーで開催される予定です。 

 

(左から)麻生財務大臣、崔炅煥韓国企画財政部長、楼経偉(ろう・けいい)中国財務部長 

第13回日中韓財務大臣・中央銀行総裁会議の様子