第2回青年大使プログラムの開催(2014年8月4-14日、韓国・ソウル) 2014.08.27

日中韓三国協力事務局(TCS)は、2014年8月4日から14日までの間、韓国・ソウルにて 第2回青年大使プログラム(YAP:Young Ambassador Program)を開催しました。YAPは、東アジアの意欲的な青年たちのために日中韓三国協力への理解を促進し、将来の若いリーダーたちの「共同体と友好」意識を育成する目的で行われた2週間の交流プログラムです。 
今年のYAPには、日本、中国、韓国をはじめ、各国より多数の応募者があり、そのうち16名の学生がプログラム参加者として選ばれました。 
プログラム第一週目にはTCSより、三国協力、外交政策、TCSの機能について理解を深めるために、北東アジアの課題に関する講義及び事務局内部の紹介を行いました。YAP参加者は、政府機関(大韓民国外交部、光州市)、国際機関(EU、韓国アセアンセンター、グローバルグリーン成長研究所)、シンクタンク(アサン政策研究所)、メディア(中央日報、JTBC)及び民間企業(起亜自動車工場)などを訪問しました。 
TCSはまた、2014年8月12日にソウル市庁にて、三国協力に関する青少年政策対話&討論会を開催しました。YAPの最大イベントとして行われた同討論会は、北東アジアにおける重要な課題を議論し、参加者は三国協力に対する展望や建設的なアイデア、更に各国の立場に基づきつつも三国で共有できる部分を模索しました。また、同討論会にてチームワーク形式のプレゼンテーションを行うことにより、参加者にとって共通の理解及び真の協力について考えを深める良い機会となりました。 
TCSは三国協力及び三国の青少年間における友好の促進に向け、今後も引き続きYAPを実施していく予定です。 
集合写真(於:TCS) 
アサン政策研究所訪問 
大韓民国外交部訪問 
グローバルグリーン成長研究所訪問