第3回日中韓安全保障協力国際シンポジウムへの出席(2018年9月19日-20日、中国・青島) 2018.09.20



2018年9月19日から20日までの間、中国・青島にて、第3回日中韓安全保障協力国際シンポジウムが開催されました。2015年にはじめて開催された同シンポジウムは、近年の北東アジア安全保障の情勢に対する関心の高まりと、この分野に関する日中韓協力の重要性の向上に鑑み、2年の休止期間を経て再開しました。日中韓三国協力事務局(TCS)からは、李鍾憲(イ・ジョンホン)TCS事務局長が出席しました。 

李事務局長は、開会式にて陳海(ちん・かい)中国・外交部アジア局副司長とともに基調演説をおこない、安全保障協力の基本理念や戦略的な施策を提案し、北東アジアの平和と繁栄を向上するための三国協力の重要性を強調しました。開会式に続き四つのセッションが開催され、域内の現状や今後の方向性について発表者や専門家たちによる率直な意見交換がなされました。議論では、参加者から、TCSが三国協力の基礎を築くことによって安全保障面での発展に寄与していくことが可能であるとの言及もなされました。

<会議の様子>
<李事務局長による基調演説>
<集合写真>