三国協力活動 TCS、清渓広場にて「TCS Day」祝賀イベントを開催(韓国・ソウル) 2024.05.30
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2024年5月30日、第9回日中韓サミットに続いて、日中韓三国協力事務所(TCS)は、ソウル市の清渓広場にて、年に一度の「TCS Day」祝賀イベントを開催しました。このイベントは、2010年5月30日に済州市で、日本、中国、韓国政府が「TCS設立に関する覚書」に署名したことを記念するために開催され、4,000人近くの来場者がありました。 

  

開会式では、日本大使館の山本文土公使、中国大使館の方坤(ファン・クン)公使、及び韓国外交部アジア太平洋地域協力課の金守羅(キム・スラ)課長が祝辞を述べました。 

  

李熙燮(イ・ヒソプ)TCS事務局長は、開会挨拶の中で、つい先日、4年5か月ぶりに開催された第9回日中韓サミットに続いて、三国間協力が活気を取り戻していることを強調しました。李事務局長は、日中韓の国民に真の恩恵をもたらすために、TCSがこれからもさまざまな分野で協力を深め、プロジェクトの拡大に取り組んでいくことを改めて表明しました。 

  

三国間協力25周年を記念して、『日中韓サミットの足跡:日中韓三国協力25周年記念を祝って(A Glance at the History of Trilateral Summit Meetings: Celebrating the 25th Anniversary of Trilateral Cooperation)』と題するデジタルブックレットが公開されました。このブックレットは、1999年以降に開催された日中韓サミットを中心に説明されており、三国間協力の歴史を垣間見ることができます。 

  

続いて、祝賀イベントでは、2024年日中韓協力を象徴する単語に選ばれた、「交流」という言葉を書く書道パフォーマンスや、日本、中国、韓国のアーティストによる音楽の演奏や、演舞など、各国の文化を紹介するさまざまなパフォーマンスが行われました。加えて、日中韓統計ハブ(TSH)や日中韓共通語彙集といった、TCSの重要なプロジェクトについて紹介したいくつかの対話型ブースも出展されました。来場者は、TCSマスコットと写真を撮ったり、書道に挑戦したり、三国間の経済協力に関する知識を試すクイズを楽しみました。 

  

さらに、このイベントでは、日中韓三国協力を促進してきたTCSの歩みを振り返ることができる、TCSの代表的なプロジェクトについて紹介した写真展も開催されました。 

  

韓中文化友好協会、裏千家、及び慶州市の協力のもと、TCS Dayでは、来場者が伝統的な中国の文化や、日本の茶道、韓国の新羅文化を体験することもできました。 

   

▲集合写真 

  

▲李TCS事務局長による開会挨拶 

  

▲中国大使館の方坤(ファン・クン)公使による祝辞 

  

▲日本大使館の山本公使による祝辞 

  

▲韓国外交部アジア太平洋地域協力課の金守羅(キム・スラ)課長による祝辞 

  

▲デジタルブックレットの公開記念セレモニー  

  

 
▲「交流」書道パフォーマンス  

  

 

▲さまざまなアクティビティを楽しむ来場者