共同プロジェクト「サプライチェーン連結性向上のための三国間協力」第3回研究会の開催(2016年6月27・28日、中国・北京) 2016.07.11

6月27・28日、日中韓三国協力事務局は、北京にて、共同プロジェクト「サプライチェーン連結性(SCC)向上のための三国間協力」の第3回研究会を開催しました。研究会には、三国から中国国際貿易経済合作研究所(CAITEC)、大韓貿易投資振興公社(KOTRA)及び韓国対外経済政策研究院(KIEP)、日本貿易振興機構(ジェトロ)の参加に加え、政府関係者も出席しました。

李鍾憲(イ・ジョンホン)三国協力事務局次長は、北京にて第3回研究会を実施することへの喜びを述べると共に、この共同プロジェクトが三国経済協力の象徴的なプロジェクトとなることへの期待を述べました。三国協力事務局が進行を務めたこの研究会では、三国の研究機関が研究の結果報告を行なうと共に、プロジェクトの最終成果についての意見交換や提案など深い議論を行いました。

この三国共同プロジェクトは、2015年10月に開催された第10回日中韓経済貿易大臣会合において、経済産業大臣、韓国産業通商資源部長官および中国商務部国際貿易交渉代表により合意されました。三国協力事務局は、2016年1月に三国協力事務局において第1回研究会が開催した後、この共同プロジェクトの推進役として三国によるプロジェクト実施を引き続き支援しています。

e98f72365350374e86b2d55142299f19_1467093集合写真
e98f72365350374e86b2d55142299f19_1467093李事務局次長による挨拶
e98f72365350374e86b2d55142299f19_1467093研究会の様子