TCS

2024年8月6日、韓国・ソウル市にて、山東大学の後援の下、日中韓三国協力事務局（TCS）は成均館大学とヤングスカラーズフォーラム（YSF）を共同開催しました。YSFでは、「三国間協力の25年: 制度化、再活性化、日中韓+X」をテーマに、日中韓から12人の若手研究者が集まり、可能性のある日中韓の協力分野についてそれぞれプレゼンテーションを行い、それに基づいて議論を行いました。 

顔亮（ヤン・リャン）TCS事務次長が、開会の挨拶を述べ、三国間協力を強化する上で若い世代の知的交流が重要な役割を果たすという認識を示しました。顔事務次長は、協力をさらに深め、地域の安定と繁栄を推進するために、参加者同士が知見を共有することを奨励しました。 

フォーラムでは、「三国間協力の制度化」、「新たな地平: 日中韓連携の再活性化」、「日中韓+X: 従来の枠組みにとらわれない協力」という3つのトピックを中心に、3つのセッションが行われました。興味深いプレゼンテーションと有意義な議論が行われ、参加者は、様々な分野で三国間協力を促進する方法について建設的なフィードバックを共有し合いました。 

8月7日には、YSFと日中韓ユース・サミット（TYS）の合同セッションが開催されました。YSFの6人の研究者が「人的交流」、「デジタルトランスフォーメーションと公衆衛生」、「経済・貿易協力」、「持続可能な開発と災害救援」のトピックについて学生に対しプレゼンテーションを行い、その後のディスカッションセッションにて、活発な議論が行われました。